タブレット用のスタイラスペン、タッチペンの選び方

タブレットでイラストを描き、手書き文字を入力したりするのに、スタイラスペンやタッチペンがあると便利です。ですが、このようなペンは高いものでは1万円程度、安いものでは1,000円程度の価格のものもあります。それだけ価格差があると、なぜそんなに違うのかと気になるところでしょう。

ペンの動作対応機種の確認

最初に、動作確認の話をしておきます。タブレット用にペンを選ぶとき、必ず確認すべきなのは動作対応機種です。どんなに使い勝手がよくても、自分の持っている機種に対応していないものは、無駄な買い物となってしまいます。

座標検出方式を確認する

動作対応にはペンの座標検出方式が大きく関係します。座標検出方式は、ペン側のみならず、タブレット側も機種によって異なります。そのため、両方の確認が必須です。ペンの価格を大きく左右する要素でもありますので、重要なポイントです。

  • 静電容量方式
  • 電磁誘導方式

主な方式は上の2種類があります。タブレットを操作するとき、指で操作していると思いますが、あれが静電容量方式です。静電気を利用して座標を検出しています。そのため、使用できるタブレットの機種の多いことも静電容量方式の特徴のひとつです。

一方、電磁誘導方式を採用している機種はそう多くありません。

同じ方式でも動作対応機種を確認する

電磁誘導方式を採用しているタブレットでも、その機種専用の電磁誘導方式のペンでなければ動作しません。同じ方式のものであれば何でもよいというわけではありません。

静電容量方式についても、動作確認済み機種が掲載されているときには、それを参考にして選ぶのが無難です。

ペンの性能の違い

動作対応の確認を済ませたら、次はペンごとの性能差の確認です。

座標検出方式による性能差

座標検出方式の違いは、動作対応への影響に留まりません。両者には性能差もあります。一般的に、電磁誘導方式のペンとの方がより精度の高い方式です。

性能差と価格差

性能差とあわせて見たいのは価格差です。電磁誘導方式の方が静電容量方式よりも高価であるのが一般的です。ただ、静電容量方式のペンも必ずしも安価とは限りません。同じ静電容量方式のペン同士でも価格差は存在します。

その一つの理由に、静電気の発生方法の違いがあります。価格の安いものはヒトの体から発生する静電気をペンを通して伝えるものが多いのに対して、価格の高いものはペン自身で静電気を発生します。

入力を補助する機能の搭載

単純に線を描くだけ以上の機能が備わっているペンもあります。ひとつ例を挙げると、パームリジェクション機能。ペン操作時の指によるタッチを無効化する機能です。この機能によって手が画面に触れても余計な線が付かないようにできます。さらには、筆圧・傾きを検知してペンの筆跡の太さが変わるものもあります。

ペン先の違い

ペンにはペン先の芯がシャープペンシルの芯のように細いものもあれば、丸みを帯びているものもあり、実に様々です。中には円盤形状をしているものなど変わった形状をしているものもあります。

必ずしもどれかが優れているというものでもなく、芯の形状によって書き味が異なります。画面との接触音の少なさや手元の見やすさなど、利用目的・シーンに合わせて選ぶのがよいです。

紙用のペンと比較し過ぎない

動作対応の確認や性能の違いなどを見てきました。ひとつ注意して欲しい点は、紙用のペンと比較し過ぎないことです。タッチペン・スタイラスペンを選ぶときに、比較対象をボールペンや鉛筆・シャープペンシルなどの紙用のペンにしてしまいがちです。ですが、紙用のペンの使い勝手と同じレベルのものを期待するのは、現状では厳しいです。

そういったペンがあっても高価なものになるでしょう。お手頃価格を求めるなら、ある程度の妥協も必要です。もちろん、お金に余裕があるなら、お気に入りの一本が見つかるまで試してみるのもよいと思います。

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